シークレットプリンセス〜川崎隆弘編〜








「…。
じゃあなんですか?」







「ゆめって
見かけによらず歌が上手いんだなって。」







「見かけによらずって。」







私は
褒められたことに嬉しさを感じる。







「いや。
本当に上手い。
トレーニングとかしたことある?」







「ないです。」







「ゆめの声は
天性の才能なんだな。」








「そこまで褒めなくても…。」







話をしていると
あっという間にホテルに着いた。










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