シークレットプリンセス〜川崎隆弘編〜
「社長じゃないですか。」
リナさんは言う。
「おい。
聞いたぞ。
書きたい曲を書くってどういうことだ。
お前の次回の曲のテーマ聞いたぞ。
お前らしくないじゃないか!」
社長さんは
隆弘さんに怒鳴る。
しんとなるレコーディングスタジオ。
「書きたいものを書かないと
俺自身が嫌になってくるので。
人生はタイミングと教えてくれた方がいまして。
その方に
背中を押されて今までに俺にないようなテーマを提出したのですが?」
「お前は
涙をちょうだいする曲を書けばいいんだ!
実際に
出世作だってらそのような曲だろう?」
私は
いつの間にか立ち上がっていた。