シークレットプリンセス〜川崎隆弘編〜
次の日。
大学が休みのため私はのんびりとしていた。
隆弘さんも
昨日の内に曲を完成させて私に聞かせてくれた。
私もその歌を覚えてしまっていて一緒に歌ったのを覚えている。
時刻は昼を過ぎている。
なのに
隆弘さんは起きてこない。
「昼食持って行ってあげよう。」
私は
隆弘さんに軽く昼食を作り
隆弘さんの部屋の前に行く。
寝てたら悪いので昼食を置いて帰るつもりだった。
ガシャーンと
何かを次々に壊す音が聞こえる。
それは
紛れもなく隆弘さんの部屋から。