シークレットプリンセス〜川崎隆弘編〜
「君の噂は聞いたよ。
これ隆弘が作った曲なんだろ?
意外だな〜。」
「意外…?」
「そんなことはどうでもいいんだ。
キミ…。
うちの事務所に来ない?」
「嫌です。」
私は笑顔で
答える。
リナさんは
私の腕を掴んで来る。
見ると
険しい表情をして早く帰ることを促しているようだった。
「リナ。
お前も帰ってくるといい。」
「誰が…!」
リナさんは
羅川さんを睨みつける。