隣の悪魔はご機嫌ナナメ
そんなことを考えながら、ふう、と息を吐く。
少しは思ってたんだけどな。
ご飯のあとになにも言わずにあたしの部屋にきたのは、何かを話してくれるためなんじゃないかって。
ーーーまだ、なにも聞いていないから。
だけどふたりになっても特に何もなくて。
勝手に期待して勝手に落ち込んで。
ばかみたいだなあ、あたしって。
そう考えたらキリがなくてまた落ち込んで。
負の連鎖だ!考えるのをやめなきゃ!