隣の悪魔はご機嫌ナナメ



そのメールのあとに、だけど今日も
学校には一緒に行けないと続けて送られてきて



いつもなら下がるテンションも
今日ばかりは下がらなかった。


それより期待で胸が膨らんだ。



青久に会えると想像するだけで
なにを話そうと考えるだけで



それだけであたしは嬉しかった。



これが恋なんだと、思った。




はやく、放課後が来ないかな。
日が暮れてくれないかな。



そんなことばかり考えていた。



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