雨が降ったら恋の予感
マジですか?
やばやば…
「冗談だよ。叶華はいつも反応が面白いな!いじり甲斐があるよ…」
なっなんだ。
私の勘違いか!
自意識過剰も程々にしなきゃっ…
「あのさ…そろそろ、離してくれない?さっきから、ずっと抱きしめられてる状態なんだけど。」
「あぁ。ごめん…」
その瞬間に蓮の手が緩んだ…
「本当は、まだ離したくなかったな…」
蓮が何か言っていたが、小さくて聞こえなかった。
「え?何か言った?」
「あっ。いや、何でもない…」
あっという間に目の前に家があった。
「じゃぁ、バイバイ!送ってくれて、ありがとー。」
蓮に挨拶をして、家に帰った…