苦恋症候群
どくん、どくん。心臓が、大きく鳴る。
「っちょ、や、やめ……っ」
ヤマくんがあたしの両手を頭上でひとつに束ね、空いた左手で太ももを撫でてくる。
これははっきりと、官能的な意味を含んだ接触だ。身体が熱くなって、じわりと涙が浮かんできた。
ま、まさか、朝からまた致す気?!
ちょ、あたしまだ、全然ダメージ回復してない!! ていうか、昨晩1回きりのアレじゃなかったの??!
下着も何も身につけていないから、あたしの胸や素肌は、あっさり彼には見えちゃっている。
ちゅっとあたしの鎖骨に口づけて、ヤマくんがふと口角を上げた。
「葉月、エロい。明るい中で思いきり顔見ながらするのも、いいな」
「~~ッ」
あまりにも恥ずかしすぎる物言いに、言葉を失う。
その隙に、ぐっと彼が顔を近づけてきた。そうしてためらいもなく、くちびるを塞がれる。
「っちょ、や、やめ……っ」
ヤマくんがあたしの両手を頭上でひとつに束ね、空いた左手で太ももを撫でてくる。
これははっきりと、官能的な意味を含んだ接触だ。身体が熱くなって、じわりと涙が浮かんできた。
ま、まさか、朝からまた致す気?!
ちょ、あたしまだ、全然ダメージ回復してない!! ていうか、昨晩1回きりのアレじゃなかったの??!
下着も何も身につけていないから、あたしの胸や素肌は、あっさり彼には見えちゃっている。
ちゅっとあたしの鎖骨に口づけて、ヤマくんがふと口角を上げた。
「葉月、エロい。明るい中で思いきり顔見ながらするのも、いいな」
「~~ッ」
あまりにも恥ずかしすぎる物言いに、言葉を失う。
その隙に、ぐっと彼が顔を近づけてきた。そうしてためらいもなく、くちびるを塞がれる。