友達が童貞を卒業したので僕も童貞を卒業しようと試みましたがそれはとても難しい事でした
羽山は俺に気付くと
素っ気なく何?と返した。

「いや、こんな時間に居るの
珍しいなーと思って。」

俺はヨイショと羽山の隣に座った。

「…髪切ったの?」

羽山がじっと俺を見つめながら
イメチェンに気付いてくれた。

「えっ!?分かる!?」

それが嬉しくて思わず
羽山の手を握る。

「やめろ」

と振りほどかれたけど。
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