graduation


「えっつ、桐なんて?」


「もう一回いわすな。


お前のことずっと好きだった。


中学のころから。」


「ほんとうに?


うれしい!


勇気だしていってよかった。


大学も離れるし、振られると思ってたから。」



「実は俺、お前の友達に相談してたんだ。



卒業式の日凛音と話したいからどうしたらいいって。


そしたらまかせときなさい!って言われた。


恥ずかしい話だけどな(笑)」


そういって桐は照れながら笑ってた。

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