幼なじみと秘密の時間
ベッドの中で2人で抱き締め合う。

ほとんど毎日顔を見ていただけに、この数日
会わないって言うことが
こんなにも愛おしく感じるのか…。



もう…離れたくない…それだけだった…。



「和弥、大好きだよ」



ニコッと笑って、私からキスをする。


「もう終わりー?」



和弥に催促され、再び唇を重ねた。
ちょっと恥ずかしいけど、自分から
甘いキスをしてみる。
ゆっくり離すと、まだ満足していない顔。



何度も何度も唇を重ねると、満面の笑みの
和弥がいた。




そのまま抱き締め合ったまま、眠りに
ついた。







朝日を感じで、ゆっくり目を開けた。
天井を見て、和也の部屋だと認識した。


そっか昨日、私。
和弥と…。



横を見ると、すやすや子供のように眠る
和弥の姿。



『かわいい…』




寝顔をじぃーっと見つめていたら



思わず、チュッとキスをしてしまった。



『あははっ!全く気付いてないやっ』




もう一度、チュッ!!…





ガシッ!!







頭を押さえられて、甘いキスで攻撃された…。




「おはよ。蘭が寝込み襲うなんて。
お前も変わったなぁ」


「なっ……起きてたの?」


「キスで起きた。幸せな目覚めだったー。
毎日ヨロシクな!!」


「それは、無理」


「ケチ」


言葉とは裏腹に、優しく抱き締められた。


だって、毎日なんて…心臓持たないよ。。







< 100 / 254 >

この作品をシェア

pagetop