幼なじみと秘密の時間
和弥side


やっと目が覚めて、時計を見た。


『9時か…』



蘭も寝てんだろーな。


よし!!


オレはベッドから起き上がり、制服に
着替えた。

髪の毛を、ワックスで逆立てて。


蘭の部屋へGO!!




そーっと窓を開けて、部屋の様子を伺う。


『まだ起きてないんだな…』



オレは、蘭の部屋に物音させずに入り込み
ベッドの中で、すやすやと寝息をたてる蘭を
見つけた。



『可愛い寝顔だよな。無防備に寝やがって』


オレは蘭のベッドの中に、そーっと入り込み
真横にいる、蘭を見つめた。



『何で、こんなに可愛いんだ。もうオレの
もんなんだよな!まだ信じらんねぇ』


オレは、体を起こして蘭の顔を手で撫でた。
気持ち良さそうに寝ている蘭に、キスしたい
気持ちを何とかガマンして、ずっと寝顔を
見つめていた。



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