幼なじみと秘密の時間
ヤバい!

このままだと、ここで抱かれる!



私は危険を感じて、力を振り絞って
和弥を押した。
 

「和弥、ダメ」

「何だよ、止めんなよ」



和弥はギロっと私を睨むと、無理矢理
衣装を脱がそうとしてくる。



「ダメだってば!!もう開店しちゃうよ」




私は、必死に和弥に言い聞かせる。
和弥はしばらく抵抗していたが
負けずに抵抗していたら、ようやく諦めた。




はぁ……。


危なかった。。




外から、誰かの声が聞こえてくる。

足早に、バタバタと走る音も聞こえる。



その音に、さすがの和弥もハッとしたらしく
私の衣装のチャックを上げた。



「ゴメン。そんな格好とキスマーク見たら
止められなくなった」


「全く、場所とか考えてよね。
それにうちら、全然準備はしてないし
絶対、舞に怒られる」


「だな。やべぇー」


和弥も、舞の怒ってる姿を想像したのか
プッと吹き出した。






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