幼なじみと秘密の時間
祐希の注文を取り、裏へ注文を伝えに行った。


和弥が近づいてきて、私の耳元に口を近づけた。


「バレてない??」


「うん、たぶん…」


「変に意識すると、バレるから気を付けろよ」


と言って、他の席の飲み物を持って
言ってしまった。

『なにあれ。自分が付けたクセにあの態度…』



私が、ムスッとしていると


「蘭!パフォーマンス始めるよ!!」



舞に背中をポンと叩かれた。



「うん!いよいよだー楽しもう♪」



裏で、メンバーのみんなと円陣を組んで
気合いを入れた!



お客さんではない人も、廊下から覗き込んで
始まるのを待っている。


立ち見の人も、たくさんいた。



『すごい!!頑張るぞー』




さぁ!開演です♪






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