幼なじみと秘密の時間
「祐希!」


「よっ!本当にきちゃった。」


私が焦っていると、和弥が祐希に話かけた!



「祐希、マジで来たんだー。
お前、部活サボリ?今年負けるぞ!」


「今日は特別に休み!サボる訳ないだろ」


「なーんだ、つまんねぇ。
じゃ、まぁ今からショータイムだから
早く飲み物頼めよな!オレが愛情込めて
作ってやるから!」


「変なもん、入れんなよな!」


和弥は、裏へ戻って行った。



祐希は、野球部らしき友達と来ていた。
私は、キスマークを怪しまれないかばかり
気になって、ドキドキしていた…。



「蘭!オススメは何?」


「え?…あ、えーとカフェオレかな」



私が慌てて答えると、祐希は笑って


「緊張してんの?そーだよな、そんな大胆な
格好でビックリだもん」


「あっ…これは舞の意見で決まっちゃって…」


「可愛いよー」


「似合ってる!」


祐希の友達が言ってきた。


「祐希なんて、入口で固まってたもんなー」


「それは黙ってろって言っただろ!」



祐希は、恥ずかしそうに照れていた。



< 52 / 254 >

この作品をシェア

pagetop