おくすりのじかん
「幸せになれよ」


正也が近づいてきた。


「ありがとう
正也も幸せになってね・・・・・」


「うん」



「うちらはいつまでも幼馴染だから」


「だな」


正也の右手をつかんで握手した。



「おまえ ほんとにいい女になったよ。
祥子を輝かせた男はスゲーな」


「うん すごい人だよ
これからも輝かせてくれるって
世界で一番ね」


仕事を片付ける日々
最後の日には 大きな美しい花束をもらって
通いなれた会社の外に出て 


「お世話になりました」


そう言って頭を下げた。


これからは 凜太郎と一緒に頑張るから
振り返って歩き出すと

「花束にまけないくらい 綺麗だよ」


凜太郎の声がした。
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