私立聖星魔法学園
視界が曲がると思った瞬間




「着きましたよ」




聖夜の声で目を開けると、





「ここ・・・・・!」



「お、俺んち!?」





目を開けるとそこには見慣れた大助ん家の玄関に立っていた





「どうなってんだ!?ちょっと家思い浮かべただけなのによ」





「これが魔法ですよ」




隣に立っている聖夜が言う




「自分の思い描いた場所へ瞬間的に移動する魔法。個人によって移動できる人数や場所は限られてきますが、大体の場所はこれで移動できます」





「す、すげーんだな・・・・」






「それよりも今は準備を急いでください。それとっ・・・」





「あらぁ?大助、今日は帰るの早いのねえ。部活はもう終わったの?」





突然聖夜の声をさえぎるような声で奥から出てきたのは、




「おふくろ!」




「あら恵ちゃんも一緒だったの。それと・・・そちらの子は新しいお友達?」




「初めまして。中村聖夜と申します」





初めましてと挨拶する大助母に聖夜




「なにも無いけどゆっくりしてってね~」




一通り挨拶が終わると大助母はさっさと奥に戻っていく





「聖夜いいの?大助ママに顔見せちゃって」





これから息子が違う学校に行くのを親が黙ってるはずが無い





「大丈夫ですよ。それよりも早くやる事をやってしまいましょう」






しかしたった一言答えるだけでさっさか靴をぬぎ始める







それに続いてあたしと大助も靴をぬぎ、大助の部屋のある二階へ向かった
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