~D*A doll~
そして、休み時間____。
あたしはさっそく呼び出しをくらっていた。
目の前にはきっつい香水をかけたクラスのギャルさん5人。
裏庭らしきところに、授業が終わるなり直ぐに連れてこられた。
男に助けを求める暇もないぐらい。
……色々めんどくさ。
離れててもしっかり臭うあたしの嫌いな臭い。
てかまず好きな匂いが少ないから、殆ど嫌いな臭い。
吐き気がする。
「ちょっと!あんたって、あの櫻井莉々香!?」
「……だったら、何?」
「噂は聞いているわよ!!でも、ここでは好き勝手は私がさせないわ!!」
フンっと、腕を組みながら威張って見せるギャル。
「……どうやってよ」
「……ッ!私がさせないっていってるんだからさせないわよ!!」
……マジでバカ丸出しなのは気のせい?
「じゃーさ、手ぇ出されてほしくない男の名前言って?その人には出さないって約束するから」
「……は?え、えっと…?」
さっきまで威勢の良かったギャルも、あたし言葉を聞いて少し戸惑っている。
どうせ、自分が狙てる人をとられたくないだけでしょ。