~D*A doll~
「…そうねぇ。あたしは莉々香だもんね。」
目の前にある綺麗な顔に向けてにっこりとほほ笑む。
何の曇りもない綺麗な瞳。
純粋そうな顔立ち。
まさに、誰からでも愛されそうな顔。
「まぁ、名前はもういいやぁ。今日、用事あるから携帯返して?」
「…僕の名前、聞かないのぉ?」
「聞かないよぉ?だから、携帯。早く返してぇ?」
「無理だねぇー。だから言ったでしょ?僕の言う事聞いてって」
…チビ、しつこい。
関わり持ちたくないって言ってんのあんたたちの方でしょうが。
あたしが避けて、チビが近づいて来るってワケわかんない。