~D*A doll~
「…分かった。なに聞けばいいの?遊んでほしいの?相手してほしいの?」
どーせ、そんなこと目当てでしょ?
そんな男しか周りにいないからそうとしか思えない。
でも、返って来た言葉はあたしの言葉をまるで…否定するような、軽蔑するような言葉だった。
「……それ、色んな人に言ってるんでしょぉ?」
……え?
さっきまでニコニコと笑っていた顔が、目の前で急に怖い顔へと変わる。
そしてチビは立ち上がって、あたしを冷たい目で見下す。
さっきとは違う、冷たすぎる目で。
可愛いくどちらかというと…女顔のような顔も歪んでいる。
「まぁ、莉々香ちゃん。携帯返してほしかったら放課後、またここに来てねぇ?」
屋上を去っていくチビを唖然と見つめながら……あたしの胸の中に冷たいものが広がる。
なんだか、怖い。
ただ純粋に怖い。
あんな目なんかあたしは大っ嫌いだ。
まるであたしなんか必要ない。そう目が言っているように感じてしまう。
何だかこんな時は、やっぱり人の温もりが欲しくなる。
誰かに教えてもらわないと、あたしがあたしでなくなってしまう。
複雑すぎて、自分が自分で分からない。
あたしは、何がしたいか分からない。
誰か…あたしの存在を教えて?
あたしを必要だって…言って?
そうじゃないとあたし_______壊れちゃう。