シリウスのかけら
で、高木ってのは、高木歳哉(タカギ トシヤ)って言って、私たちと同じ、今度高二らしい。

話をしているうちに着いた所は、あんまり新しそうなアパートじゃなかったけど、中はきちっと整理されてて、とても男の人の一人暮らしには思えない感じ。言いたくないけど、私の部屋より奇麗かもしんない。

「コーヒーぐらいしかないけど」

って、新谷さんはコーヒーをテーブルに運んで来てくれた。

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