Cats*Girl
「かっつやぁ~♪」


「…。」


めんどくさいのが来やがった…。


「無視!?
せっかく挨拶したのに無視!?」


そう一人で騒いでいるのは自称俺の親友、中西圭【ナカニシケイ】


悪いやつじゃねぇけど…ちょっと、いやだいぶうるせぇ。


「…!
克也は俺のこと心の中でそう思ってたのか!」


…ああ、めんどくせぇ…。


「なんか克也。
今日テンション高くね?」


圭にそういわれた俺は思わずドキッとした。


莉々菜のことでテンション上がってたからな…。


「……別に。」


「んだよ、今の間は…。
あ!
リリちゃんだ!」


圭の指差した方向には莉々菜が一人で歩いていた。


圭は莉々菜のことをリリちゃんと呼ぶ。


圭と莉々菜は普通に仲がいい。


…まぁ、圭は莉々菜の本性は知らねぇけど。


「リリちゃんおはよ!」


「あ、圭くんおはよう。
…げっ。
……コホン。
登坂く…克也くんおはよう。」


今、完全にげっつったよな?


「…あとで覚えてろよ。」


耳元で莉々菜にはなしかけた。


「ひゃッ…。」


ちっちゃく声を上げた莉々菜。


耳を抑え、真っ赤な顔で俺をジッと睨んでくる。


ふぅん…。


耳弱いのか。


また家帰っていじってやろ。


俺は莉々菜に対してドSらしい。










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