ナナイロのキセキ
「・・・だったらもっと、拒むような態度、とれたんじゃないかな。」
「!!」
淡々と、静かな口調が耳に響く。
それは明らかに、私への非難の言葉。
(そんな風に、思ってたの?)
気が付くと、私はポロポロと涙をこぼしていた。
「それは・・・私が本気で拒んでないってことですか?」
精いっぱいの気持ちで、私は亮一さんを見上げる。
「・・・!」
はっと驚いた表情をした亮一さんは、言葉に詰まる。
それでも私は、感情を抑えることができなくて。
「私だって・・・。」
しゃくりあげそうになる声を、必死で保つ。
「私だって、亮一さん以外の人に、
そんなことされたいわけないじゃないですか!!」
「・・・っ!」
ホームに入ってきた電車のドアが、ゆっくりと開く。
「・・・ナナ!」
そのまま走って電車に乗り込もうとした私の腕を、
亮一さんは強くつかんだ。
私はそれを振り切ると、閉まりかけのドアにすべり込む。
「!!」
淡々と、静かな口調が耳に響く。
それは明らかに、私への非難の言葉。
(そんな風に、思ってたの?)
気が付くと、私はポロポロと涙をこぼしていた。
「それは・・・私が本気で拒んでないってことですか?」
精いっぱいの気持ちで、私は亮一さんを見上げる。
「・・・!」
はっと驚いた表情をした亮一さんは、言葉に詰まる。
それでも私は、感情を抑えることができなくて。
「私だって・・・。」
しゃくりあげそうになる声を、必死で保つ。
「私だって、亮一さん以外の人に、
そんなことされたいわけないじゃないですか!!」
「・・・っ!」
ホームに入ってきた電車のドアが、ゆっくりと開く。
「・・・ナナ!」
そのまま走って電車に乗り込もうとした私の腕を、
亮一さんは強くつかんだ。
私はそれを振り切ると、閉まりかけのドアにすべり込む。