ナナイロのキセキ
相変わらずの見透かした視線に、恥ずかしさも相まって、

私の顔はますます真っ赤になっていく。


(もう、ほんとに失礼・・・!)


「彼は仕事が忙しいし、今は遠距離だから・・・。

あんまり会えてないだけです!!」

私なりに抗議の意見をぶつけるものの、関口さんには逆効果だった。

「へー・・・。遠距離なんだ。

じゃあ、彼氏、そっちで新しい彼女作ったりしてるんじゃないの?」

「!!そ、そんなことする人じゃありません!!」

「えー?わかんないよ?

冷たそうだったけど、確かにまあカッコ良かったし。

モテそうじゃん、あの人。」

「・・・!」


(私の気にしていることをグリグリと・・・。)


あり得ない!と思いつつ、不安が大きく膨らんでいく。


(まさか・・・。だからもう連絡がないとか・・・?)


どんどん暗くなる私をよそに、関口さんはマイペースで話を続ける。

「うーん。でも遠距離かあ。

そんなことわざわざ言われちゃうと、

さみしいからかまってほしいってアピールかと思っちゃうんだけど。」


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