ナナイロのキセキ
亮一さんを見上げると、いつもと変わらない、やさしい笑顔が戻っていた。
目が合うと、私は急に恥ずかしくなって焦るように話題を探した。
「あ・・・えっと・・・駅にいると思ってたから・・・。びっくりしました。」
「ああ、うん。その予定だったんだけど。
なんとなく足が向いて。まあ、結果、よかったのかな。」
「・・・はい・・・。」
そのまま会話が止まる。
どうしようかと考えていると、大きな手が、ふわっと私の頬に触れた。
「・・・会いたかった。」
そう呟いた亮一さんの、いつもよりも甘い声。
触れた手のぬくもりに、やっぱり私はキュンとする。
私は何度も同じ人に、何度も恋に落ちるんだ。
「いろいろ・・・ごめん。」
「うん・・・。ううん・・・もう、平気だよ。」
自然と涙がこぼれていく。
さみしかった気持ちとか、辛かった気持ちとか。
亮一さんの想いとか・・・。
それは、いろいろな気持ちがごちゃまぜになって流れた涙。
でも、いちばんは・・・。
「あ、ど、どうした!?・・・って、原因はオレしか考えられないか・・・。
えっと・・・。ごめん、なんか、泣かせてばっかりだな・・・。」
戸惑っている亮一さんの胸に、私はコツンと額を当てる。
「違うの。うれしいんです。亮一さんに、会えたから・・・。」
そう、いちばんは。
一番の涙のわけは、亮一さんに会えたこと。
目が合うと、私は急に恥ずかしくなって焦るように話題を探した。
「あ・・・えっと・・・駅にいると思ってたから・・・。びっくりしました。」
「ああ、うん。その予定だったんだけど。
なんとなく足が向いて。まあ、結果、よかったのかな。」
「・・・はい・・・。」
そのまま会話が止まる。
どうしようかと考えていると、大きな手が、ふわっと私の頬に触れた。
「・・・会いたかった。」
そう呟いた亮一さんの、いつもよりも甘い声。
触れた手のぬくもりに、やっぱり私はキュンとする。
私は何度も同じ人に、何度も恋に落ちるんだ。
「いろいろ・・・ごめん。」
「うん・・・。ううん・・・もう、平気だよ。」
自然と涙がこぼれていく。
さみしかった気持ちとか、辛かった気持ちとか。
亮一さんの想いとか・・・。
それは、いろいろな気持ちがごちゃまぜになって流れた涙。
でも、いちばんは・・・。
「あ、ど、どうした!?・・・って、原因はオレしか考えられないか・・・。
えっと・・・。ごめん、なんか、泣かせてばっかりだな・・・。」
戸惑っている亮一さんの胸に、私はコツンと額を当てる。
「違うの。うれしいんです。亮一さんに、会えたから・・・。」
そう、いちばんは。
一番の涙のわけは、亮一さんに会えたこと。