チェンジ type R
 さて、本当にどうやって私の身体の無事を確認すれば良いのだろうか?
 私の記憶が確かならば、というか前の日に眠って起きたら入れ替わっていたという感覚が正しければ今日は日曜日……のはずだ。

――今日って『日曜日』だよね?

 念のためにキレの良いツッコミを特技とする相方に確認をとる。
 幽霊になっているという、自分以上に『現実離れ』した状況に陥っている人間に物事を確認しなければいけない自分が少し悲しい。
 というか、こんな状況になりながらも冷静さをある程度保っていられる隼人くんが一番のオカルトなのかもしれない。

(ん? 日曜だけど、どうかしたか?)

 うん、一応その辺りの記憶は間違っていないようだ。
 朝から電車に乗っている人も少ないし、電車が来た時間も日曜ダイヤの通りだし。
 状況から類推すれば日曜ということは間違いないけれど、人に確認できるならそれが一番安心できる確認方法だと思うわけで。

 学校に行かずに済んでいて、朝起きるのもいつもより遅い。
 この状況になってしまったのが日曜だったというのは、ある意味でラッキーといえるだろう。
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