小さなルルナくん。


「今は瑠々那に異常はないが、万が一死に至る可能性だってある」


死………?



目の前が真っ黒になった気分だ。



「それでも俺は、一時足りとも離れたくない」


「何を言ってるんだ!命の危機になるかもしれないんだぞ!」


「柚と一緒なら死んでもいい」


ルルの表情は何1つ変わらなかった。


ルルは死んでも私と………。


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