いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
「ありがとう、亮佑…」


あっ…。太陽が笑ってる。


「時々ウザイけどお前が親友で良かった…」


うわっ!泣けてきた!!


でもさ…ウザイけどってひどくない?


はぁ…。まぁいいか。親友だって言ってもらったし。

こちらこそありがと。


やっぱお前の事好きだわ。

「太陽姫織ちゃんの所行ってこいよ。
って言いたいところだけど…今日はダメ。」


「えっ!?」


俺は自分の鞄の中から鏡を出して太陽に渡した。


「自分の顔みてみろよ。今のお前泣きすぎてブッサイク!」


「ひどっ!でもほんとブサイクだな。」


認めるのかよ!


ナルシストのこいつが自分からブサイクなんて言うとは……!


この世界はほんと分からないね…。


こんな話は置いといて


「今のお前は絶対ダメ!!

姫織ちゃんもきっと傷ついたと思う。

こういう時こそ相棒に任せろよ。な?」


今の状態じゃ2人共、話し合いにもならない。


だったら今俺が行って姫織ちゃんを落ち着かせた方が良いだろう。


太陽は、「分かった。」と行って病院から出て行った。
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