いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
その瞬間太陽の温もりが嬉しくて我慢してた涙が一気に溢れた。


「太陽、ひっく、ごめんなさい。ひっく。うっう」


「良かった…。本当に良かった。」


私を強く抱きしめたまま震えた声で言っていた。


すごく心配してくれたんだ。


太陽は私が泣き止むまで抱きしめてくれた。


「……あのさ姫織…。
いつまで泣いてんだよ。」


「いたっ!!!」


太陽は、私を離して私の頬を抓った。


「ぷっ!!ひっでぇ顔。」


と、太陽は笑ってくれた。
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