いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
私達は、手を繋いで図書室を出ようとした。


が…


「太陽…。」


「あぁ…どうしよう。」


図書室のドアはさっき蹴破ったから壊れて倒れてるし、壁は殴ったから穴あいてるし…。


「頭の中姫織の事しかなくて…。後の事考えてなかった…。」


「太陽。すごい嬉しいよ。
でもさ……
まずは、謝りに行こうか。」


私達は手を繋いで教室じゃなくて職員室に行った。


言わなくても頭の良い読者様なら分かると思いますが…


すごく怒られました。


壊した事と午後の授業に出席しなかった事を。


1時間ほど正座のまま永遠と…。


でも、怒られてる事なんて頭に入らない。


だって頭の中は太陽だけだし、怒られている間ずっと先生には見えないように手繋いでたから。
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