いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
人があまりいない所までくると歩くペースが遅くなった。


「あのさ…。
さっきもいったけど姫織の準備が出来るまでは俺、絶対変な事やらないから…!
頑張って我慢するから!」


「うん…。ありがとう。
でもね太陽?
まだ心の準備は出来てないけど、私太陽なら良いって思ってるから…。」


恥ずかしい……!!

私なにいってんだろう!!

ほら太陽何も言わなくなっちゃったじゃん!?

絶対変なやつって思われてるよ!!!!


「俺…待つよ。
ずっと待ってるから…。」


太陽の手は小さく震えていた。
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