傷ついてもいい
なんなのよ、もう!

佳奈は、怒りながらもなんだか楽しくなった。

世話の妬ける弟のような可愛い直己にやっぱり癒される。

「好きだよ」

そう言って直己の前髪を梳き上げる。

綺麗な形の額が少し汗ばんで、どうしようもなく色っぽく見えた。
< 23 / 179 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop