とにかく毎日呟くという二月の挑戦。〜言ってみよう!やってみよう!〜
25日。ソウルフル、ウルフルズ。

【2月25日火曜日】

活動を休止していたウルフルズが
4年半の沈黙を経て復活するそうだ。

25日(きょう)に配信限定シングル「どうでもよすぎ」を発表し、5月には12作目のアルバムを出すとのこと。

昨夜、突如友人からもたらされたニュース。、、、マジか!!…てか4年半って短くね?と密かに、本当に密かに思ったりしたが、とりあえずおおむね踊りだすほど嬉しいニュースだ。イエーイ!君を好きでよかった!バンザーイ!君を好きでよかった!!
(テンション高いなー)

ウルフルズはもうね、高校生の頃からファンなの。
SSTV(スペースシャワーTV)でユースケサンタマリアと「夕陽のドラゴン」って番組をやってた頃から。ユースケ、いまは主に俳優として認知されているけど昔は「ビンゴボンゴ」というバンドのボーカルだったのだ。だからわたしが高校当時はCS放送でトータスと音楽番組やってた。高3の夏、部活の全国大会で東京へ出たついでにちゃっかりSSTVに番組観覧しに行った記憶も懐かしい。(そのときのゲストはホフディランだった。ボブじゃないよ、ほふ、ね。)

正直、彼らの曲はもう音楽的にわたしの好みのど真ん中からは外れてしまったんだけど、大親友が私よりさらに心底彼らに惚れてるのも手伝って、長ーいことファンをやってます。

毎夏、8月の最終土曜に大阪の万博記念公園で開催されていた「ヤッサ」という野外ライブには、第1回目からほぼ皆勤賞で参加してた。夏は、親友2人とともにヤッサに参戦して締めくくる。これが20代前半から10年間、恒例の夏の過ごし方でした。

もうね、私としては、新しく発表した曲が好きだの嫌いだの、そーゆー基準では彼らを捨てられない境地なのです。彼らの曲とともに人生の半分を過ごしてきたから。彼ら自身に、まず惚れてるから。

だから2009年にウルフルズが活動休止を発表したときは心底悲しかった。

お気に入りアーティストの解散やメンバー脱退なんてもう数え切れないほど見てきたから慣れてはいるんだけど、慣れてるから平気なわけじゃない。

バンドとしての旬を過ぎても、いつまでもストイックに自分を追い込んで、どこまでもバカ正直に音楽に向き合うトータスが好きだったし、フロントマンでありブレーンでもあるトータスを支える3人の仲間の、その在り方が素敵だった。プロのミュージシャンだからみんな自分が可愛くて人一倍自己主張の激しい人たちなのに、彼らは衝突しつつもトータスを認めて、最終的にバンドとして彼を立て、彼に従うことを選択した。

嫉妬や確執を経て、一緒にいる。出て行った仲間も再び受け入れる。そんで音楽やる時は真剣勝負で戦い走り回りはしゃぎまくる。いつまでも青春してる、かっこいいおっさんたち。

それが!

あの4人にまた会えるってさ!
興奮しないわけにいかないさ!

しかも配信限定シングルの『どうでもよすぎ』、きょうyoutubeで公開されてて、PV見て曲聴いてみたら、初期の彼らそのままのロックンロールがそこにあって、もうね、ジタバタするくらい嬉しかった。

ガッツだぜ、で大ブレイクする前の彼ら…それこそFM802のパワープレイでガンガン流れてた頃の彼らの、初期衝動がいっぱい詰まった曲だと思う。爆発オンパレードの頃。裸のままの音。飾らない、歌わないシャウト。

嬉しいな。
また四人で一緒にやれるんだ。
良かったね、みんな。
みんな嬉しいだろうけど、わたしも嬉しい。

ソロになってから(バンドやっていた時に途中で出したソロワークもそうだけど)トータスはね、音楽とは何かみたいなことを真剣に追求しちゃってたのよね。魂揺さぶるオトコ、とはよく言ったもんで。(彼のキャッチフレーズ。)
たしかにトータス松本という男は本当の本気で歌わせたら衝撃的にお歌が上手だし、あんなガサツなパブリックイメージのくせに、正体は真面目でネクラで引きこもりだから。一人で好きにさせたら深く潜って行ってしまうのもわかる。
ソロになってから一度だけLIVEに行ったけど、クオリティの追求に余念がない感じで、装飾も笑いも全部取っ払って、本格的な音楽を提供してくれた。トータスのマイクを通さない生歌も、バックバンドのグルーブ感も、ウルフルズでは絶対に実現しないようなレベルの高いものだったと思う。それはそれで満足度は高かったし、トータス本人もトコトン音楽的クオリティを追求できて満足だったろうけどさ。
わたしはやっぱり、トータスが先頭に立って、サンコンが底辺で支えて、ジョンBがたまにヘマをやらかして(笑)、みんなをケーヤンがあの素晴らしく柔らかい笑顔でまるっと包み込む、そんな君たち四人が好きだ。四人で奏でるあったかくて暑い音楽が好きだ。大事なのはクオリティじゃない、ソウルだ。だって何より、ウルフルズは大阪だもの。大阪はソウルの街。そしてソウルフル、のウルフルズだもの。
大阪の、大阪による、大阪のための、、、大阪ストラットーーー!だもの(笑)

とにかく嬉しい。
要約すると嬉しい、それだけ。

金曜のMステに登場するらしい。
復活記念シングル、これぞウルフルズ!です。お耳に入ることがあればしばし聴いてみていただければ幸い。

この歌をウルフルズとして世に出してくれたのなら、四年半は無駄じゃなかったと1ファンとしては納得するしかない。

余計なもの削ぎ落として、四人だからこそできる「バンドとしての音楽」をよくぞこんないい形で表してくれたと思う。

ありがとう、ウルフルズ。
おめでとう、ウルフルズ。
今日はあなたたちのセカンドバースデーだよ。

盛大にお祝いさせてくれ!

「どうでもよすぎ、ってカッコよすぎーーーー!!」

カンパイ!!
< 20 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop