とにかく毎日呟くという二月の挑戦。〜言ってみよう!やってみよう!〜
11日。2月11日。

【2月11日火曜日】

今日はバタバタしてたら時間がなくなってしまったので、短く呟くことにするー。意図していないのだけど、このつぶやき作品てば日を追うごとに長くなってて(すんません)読む方も疲れちゃうしね。(す、すんません)

建国記念の日、だったそうだ。本日、2/11は。どうりで。
今朝、隣家の小学生の声がずっと聴こえてて風邪でもひいて学校を休んでいるのだと昼過ぎまで本気で思っていた。会社に来る途中、ラジオで「きょうは祝日ですから!みなさんお出かけにぴったりのこんな曲は〜」なんて言ってて、そこでようやく今日が祝日なんだと気付いた。はははは、ディスイズ休みボケ。

今日はなんか脳がフリーズしがちで困った。ヒヤッとすることも何回かあったし、脳と口がうまくリンクしてくれなくてよく言葉に詰まった。昨日たぶん思考停止していたからだなぁ。。明日はきっとうまく動いてくれるでしょう。そうして、お願い脳みそ様。

それから。
震災から2年11ヶ月。
来月にはまる3年になるんだなぁ。

被災した当事者ではないけど、わたしにはわたしの震災の記憶がある。場所は違えど、みんな、それぞれにある。テレビで映し出される現実とは思えない映像を他所に、冒頭に書いた隣家の子供たちはそのことを全く知らずにサッカーボールを蹴ってはしゃいでいた。その無邪気な声とテレビとのギャップに、歪んだ空間の中に宙吊りにされたような気分を覚えた。…ああ、どちらも現実だ。並行して流れている時間だ。のに、同じ世界で起こっていることとはとても思えない。
…自分がこの二つの現実の境界線上にいるって感じたんですね。たぶん、きっと。いま書きながら理解しました。奇妙な浮遊感の正体を。

それぞれに、それぞれの痛みがある。関東だって随分揺れた。死者も出た。だから誤解を恐れずに、みんなにとって3年前の震災は他人事ではないのだと言いたい。それぞれにとっての震災、という意味で。少なくとも、当時生きていて心に何らかの痛みや苦しみを刻んだ人々にとっては。

時間の都合もあるし、いわゆる被災者に該当しない私にはこれ以上を語れない。ここから先は、資格がない。

ただ、祈ることはできる。
天を仰いで祈るという行為は、自然衝動だと思う。昔から変わらず、世界共通で。今回のように人知を超えた力を前にして、人間に出来ることはほんとうに祈ることだけだ。

………。

(具体的な言葉は書きません)

ああ、ただこれだけ。
現地の友人が、美味しいものを食べて、健康でありますように。明くん、今夜もガハハと笑っているかい。ちゃんと寝ておくれよ。嫁さん、来るといいな。

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