禁断の恋~先生×生徒~
「襷先生」
「なんだ?」
「あの…夏休みに補習してくれませんか?」
「補習?」
「はい。…進路のこととかいろいろと…」
「いいよ」
「本当ですか?」
「当然だろ?生徒が進路のために勉強を頼んでいるんだから。8月からでもいいか?」
「あ、はい」




約一月半の間先生にあえないことが嫌で頼んだ補習。




その補習にもう一人参加することが伝えられたのは7月の最後の日曜日だった。
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