プロフィール

青羽 真
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よあけ色のカフェオレ

総文字数/33,080

恋愛(純愛)10ページ

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恋が叶ったあとの、四年目。手をつないだのは、三年で七回。 『たそがれ色のカフェオレ』の、四年後の物語です。ぜひ前作をお読みになってから、こちらへお進みください。 前作はこちら → https://www.berrys-cafe.jp/book/n1792140 杉原陽菜多、二十四歳。信州松本の出版社に勤めて、二年目。土曜日の始発のバスに乗って、四十分かけて高原の民宿へ通う。コーヒーを飲んで、卵を割って、猫にリュックを取られて、日曜の夜に帰ってくる。笑ってしまうくらい、幸せな日々。 小暮修一郎、五十歳。二十六も年上の、あの人。 ーけれど二人は、いまだに一度も「恋人」という言葉を使ったことがない。手をつないだのは、三年で七回。陽菜多はその回数を、こっそり数えている。  やがて父が山を訪ねてきて、正確すぎる計算を突きつける。「あなたが七十のとき、娘は四十四です」  そして夏の朝、厨房で、あの人が倒れた。病院の廊下で「ご家族の方は」と聞かれ、陽菜多は「いえ、違います」と答えるしかなかった。 前作で逃げたのは、あの人でした。 今度、逃げたのはー私でした。 全十話・完結済。二人の恋の行方を、最後まで見届けてください。 ※カクヨムにも掲載しています。
たそがれ色のカフェオレ

総文字数/16,270

恋愛(純愛)9ページ

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二十歳の私と、四十六歳のあなた。恋の距離は、二十六年。  雨宿りで飛び込んだ商店街の路地裏に、〈珈琲 シリウス〉という古い喫茶店があった。  杉原陽菜多、二十歳。K女子大の文学部二年生。恋愛経験、ほぼゼロ。  差し出されたタオルは、お日さまの匂いがした。ゆっくり温めた牛乳のカフェオレは、砂糖を入れていないのに甘かった。財布に三百二十円しかなかった私に、マスターは「残りは、今度晴れた日に顔を見せてくれたらチャラ」と笑った。  小暮修一郎、四十六歳。八年前に奥さんを亡くして、ひとりで店を続けている人。  父と五つしか違わない。誰がどう考えても、無謀な恋だった。  やがて商店街に再開発の話が持ち上がり、店は閉店へと追い込まれていく。  さらに、亡くなった奥さんによく似た女性が、店にあらわれて——。  私のライバルは、歳を取らない思い出。  それでも、なかったことにだけは、したくなかった。  二十六歳差の、遅すぎて早すぎる初恋の物語。  全九話・完結済。 ★続編『よあけ色のカフェオレ』(陽菜多二十四歳、四年後の話)も完結済みで公開中です。二人の恋の行方はこちらで → https://www.berrys-cafe.jp/book/n1792143 ※カクヨムにも掲載しています。
あかつき荘の灯

総文字数/106,691

恋愛(純愛)38ページ

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十一年前、あなたの物語に救われた。名乗れないまま、そばにいる。 彼は十一年、たった一人の女の子を探している。 その子はいま、彼の会社で電話を取っている。名乗らないまま。 三鷹の坂の上に、あかつき荘という古い寮がある。アニメ制作会社が借り上げたその家に住むのは、色彩設計、作画監督、脚本家志望、声優志望――何者かになりたい人間ばかり。 その中心にいるのが、雨宮千景。十一年前、たった一本の深夜アニメでこの国の夜を塗り替え、そして、それきり自分の物語を書けなくなった男。 新しく入居した制作進行・朝倉灯は、偶然ここへ来たわけではなかった。十一年前、その最終回を観て家を出て、氷点下の国道を一晩じゅう歩いた中学二年生。世間が「アニメに壊された」と呼んだ、あの子だ。 名乗れない。名乗った瞬間、自分は「謝られる側」になるから。 誰も見ていない仕事を、それでも続ける人たちの日々。そこに落ちる一枚の盗作。割れていく家。そして、消える灯。 ――夜が明けるまで歩けば、朝は勝手に来る。 来ない朝を待つのは、しんどいけどさ。 全三十五話+間章三篇、約十万字。 静かに報われる、長い片想いの物語。 ※カクヨムにも掲載しています。

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