清見こうじさんのレビュー一覧
家族が学校でツラい思いをしていたら、どうする?
悩みを聞いてアドバイスする?
学校に問題提起する?
ま、それも解決方法の一つかもしれないけど。
こちらのお宅では。
一生懸命心配してるし。
悩むし。
気も遣うし。
でも、何だかな〜と呆れているうちに、気が付いたら笑っちゃってる。
気が付いたら、自分自身で解決している。
このぐらいゆるゆるな方が救われることもある、という、とある家族の光景。
舞台は天界(多分)、主人公は悪魔(主夫だけど)、奥様は天使(のはず)だけど。
軽快なテンポと、親しみのある語り口で、秀逸な落語を聞いているような臨場感があります。
爆笑間違いなし!
高校時代のツラい恋は想い出にして、愛してくれる人と幸せになろう……そう考えていたはずなのに。
封印していた想いを呼び覚まし、本当の気持ちを分からせてくれたのは、恋を封じ込めてまで大切にしたかった親友でした……。
爽やかな筆致で描かれた恋と友情の物語。
誰かを守ることで弱くなるのではなく。
誰かを守りたいと思う強さ。
守りたいと思える相手に巡り合えて、大切な人を失う苦しみを受け入れて、本当の意味で人は強くなれる。
結末は悲しいけれど、彼には、そして彼女にも、そんな強さが宿っていたのでしょう。
主人公のキツイ言葉がけや態度にリアルに傷つきますが、その分ヒロインへの想いがストレートに伝わってきます。
最後は結局どうなったのかなあ、というところで終わっているのも、想像の楽しみがあります。
読後感が爽やかでいいですね。
超天然&超鈍感なりんご、可愛いデス〜
こんなうぶな女のコをもてあそぶカイト〜でも気付いたり振り回されてますネ。
せつないです。期待させるだけさせておいて、でもやっぱり恋愛対象にはなれない、とはっきり拒まれて。ただの片想いより、距離が近い分、いっそうせつない。でも、何だか落ち込みそうな内容なのに、すごく読後感が爽やか。主人公のピュアさに、さりげなくフォローに入っている母&姉妹の存在が、作品の厚みになっているのでしょう。