かわせつきひとさんのレビュー一覧

★★★★★
2014/11/25 21:38
貴女もゆとりヒーロー如何ですか?

作中、最初から最後まで『ゆとり世代』と揶揄されてしまう充君ですが、でもその反面、キメる所はキチンと決めてる感がありました。美也ちゃんの期待に応える為なら。 筆者さまのあとがきにもありましたが、二人、共に緩くて、そして日常で何気無くお馬鹿な事を言い合える、そんな関係がやっぱり良いなぁ…なんて、ある意味カップルの理想像を見たような気がしました。 充君、世界で一番素敵な秘書を見つけたね~(*´∀`)

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★★★★★
2014/11/13 03:23
貴女の隣にもいるかも、現代の騎士…

作品のタイトルに『騎士』と書かれていますが、このお話に登場する騎士は、絵空事で華麗に舞うあの『騎士』では無く、もしかすると、いま貴女の隣で寛ぐ、一見平凡な想い人なのかも知れない。 いつもの日常。ソファーに腰掛けて本を片手に寛ぐ彼。そんな彼に今日の出来事を告げ、そしてつらつらと他愛もない談笑などを交わす。穏やかに流れ行く日々。 そんな日常の中で、例えば、貴女が誰にも言えない深い傷を心に抱えていたとして、そんな心の傷を、押し付けがましい事など一切言わず、日常の中で温かくケアする現代の『騎士』 そう、作中の『由宇』のような素敵な騎士が、貴女の身近にも本当にいるのかもね。

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★★★★★
2014/10/22 19:20
か、完成度高っ!

個人的には是非とも小学校の国語の教科書に載せて欲しいと思いました。 お題通り、まさに秋満載。実は3回読み直しましたが、1回目より3回目の方が格段に深い味わいを感じます。

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★★★★★
2014/10/11 22:26
まるで幸福の場面のままそっと横断幕が……

閉じられたような爽やかなラスト。なんて清々しいんだろう☆ 世間ではよく『嫌いと好きは表裏一体』と言いますが、作中のなの花から見た黒川君はまさにそんなタイプだと思いました。 人の好みって色々あるけど、例えば、もし女性がこの世で求める幸せの中で、『自分の心を飾らず、好きな時に好きな事を思いきり言わせて貰うこと』という項目があるとしたなら、なの花が選んだ彼はやっぱり正解なのかなって。 俺から見た二人の印象は、失礼ながら『毒舌さん』と『天然さん』まるで息ぴったりの漫才を毎回見ているようでしたが、でもこの先もきっと二人で楽しい毎日を繰り広げる事でしょう。 宇佐木さん、素敵な作品をありがとうございました♪

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2014/10/08 20:49
ネタバレ
久しぶりに青春・友情ジャンルの王道を……

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2014/10/02 18:34
青春の答え合わせ

高校を卒業し、社会人として各々の道を歩んだ友人達のその後。 もちろん笑ってるヤツもいれば、泣いてるヤツだっている。 そして今だから話せる事がある。 美味しいお酒に舌鼓しながら、楽しく談笑する様子が読んでて伝わってきました。 友達って良いですね~☆

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2014/09/29 22:44
季節外れの花

9月はまさに台風の季節。 でも、女の子が意中の彼の部屋に宿泊するのならそれは正に絶好の口実。 『だから言ったのに……』 備えあれば憂い無し。嵐が過ぎ去った後でよく耳にする台詞ですが、でも作中で聞ける『憂い』はちょっと幸せな響きかも知れません。 災害の不安を逆転の発想で楽しくしちゃう筆者さまのアイデアが素敵♪

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★★★★★
2014/09/23 07:16
楽チンなような不安なような……

恋愛って、どのカップルにも暗黙のルールがあるような気がします。 普段のうっ積した感情をぶつけ合って楽しく過ごすカップルもいれば、逆に余計な事など語らず、ただ静かにお互いの気持ちを感じて優しさを共有するカップルなどもいるようです。 作中の二人の場合は後者に当たるのかな?確かな好意は感じるけれど、でも二人の中での暗黙のルール違反をすると、すぐに消えてしまいそうな儚さが凄く怖いようで、でも一方で素敵だな……なんて思わされたり。

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2014/09/15 21:58
叱られた気分

恋が成就して初めて気付く事は沢山あるけれど、逆に無くしたからこそ見えてくる物だって沢山あると思うのです。 奇しくも同じタイミングでそんな状況になった二人が、だからこそ相手の心の痛みを理解して一種の友情のようなものを感じとる様子が凄く良いと思いました。もしかしたらもう2度と交わらないかもな様子も、殊更青春を感じさせて凄くいい♪ 余談ですが、人妻って口説くの禁止の前に、好きになることも禁止でした。なんか明紫さんに叱られた気分(笑)

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2014/09/13 08:18
ネタバレ
ベビーリングに込めた二人の約束

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2014/09/12 19:11
ネタバレ
離婚したことないから分からないけど……

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★★★★★
2014/09/11 19:50
まさにおっかけっこ

『好きです』の一言が言えない。読者目線ではあるけれど、でもこんなに歯がゆい思いをした作品は初めてかも。 4年も恋い焦がれてきた相手。その想い人はすぐ目の前にいるのに、でも伝えたい気持ちは一つも届かなくて。…で、その葛藤の矛先の、翔子の脳裏に次々と浮かぶ男子顔負けの妄想に、腹の底から笑わせて貰ったり。 まさに切なくて、楽しくて、そして甘い甘い作品に巡り会えた気がしました。

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2014/09/10 15:24
やられた!

いつもの事ですがnanohaさんにはやられっぱなしです(^^; 途中でオチが読みきれた読者さまはきっと凄い人です。

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2014/09/06 22:39
ネタバレ
母から娘へ伝える幸せの“い・ろ・は″

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2014/08/24 18:20
ネタバレ
そのバランス、何となく分かるかも

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2014/07/18 08:18
ネタバレ
雨中の恋もなかなか……

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★★★★★
2014/07/07 21:57
どれも上手いけど……

その中でも②番の短歌にキュンと来ました。なんだろ?この迫られるような女心。 本当に何とかしてあげたくなりました。 トキメキをありがとうございました♪

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2014/07/03 19:07
タイトルからは想像つかない展開……

忘れる事が出来るから人間は生きていける。……と人は言うけれど、でも再び前を向いて歩き始めるには、人それぞれ個人差があって。 きっと、かつての想いが深ければ深いほど、その期間は長いのです。 そして、完読してから思ったのですが、作中で撮った彼女の写真、順を追って見てみれば、きっと少しづつ希望を感じさせる写真に変わっているのではないかと思いました。 ひなびた尾道の片隅で、出逢うべくして出逢った二人。そんな様子がとても素敵でした。 ※ちなみに、タイトルから俺が最初に思ったイメージは、サザエさん的なコメディを想像してました。miraちゃんごめんなさい。

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2014/06/30 05:50
女性を口説くコツは…

この作品を読み終えた後、女性を口説くコツは「若さと情熱」だけで十分だと思いました。 格好付けたりとか姑息な駆け引きなんて要らない。だってそんなの、年上の彼女の方が一枚も二枚も上手です。 彼の持つ隠しきれない真面目さと不器用さが、逆に彼女を射止める強力な武器になっていたような気がします。 この二人、これからどうなるんだろう。いいな~いいな~( 〃▽〃)

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2014/06/24 22:03
100年に1度だけ咲く花

僕なりに解釈するならば、これまでとは全く違う角度で表現した恋愛SF(だと思う) 無垢な心、及び乗り越える事が困難な障害がある二人がゆえに、懸命に気持ちを伝え合う二人に心打たれます。 咲くスパンが長い花のせいか「永遠の愛」を感じさせてくれて凄く良かったです☆

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