パチプロ?と驚きながらも、気が付けば一気読みしていました。
病気の進行とともに失われていく日常。
重荷になりたくないと離れる姿は切なく、思わずページをめくる手が止まりました。
この二人もう会えないのかと痛々しい気持ちを抱えたまま迎えたラスト、天馬に救われました。
きっとこれから先も色んなことがあるだろうけど、しっかりと天馬の手を握る夏子にまた涙が滲みます。
天馬が夏子を見つけることができた理由もまたよくて、ちゃんと覚えていたんだとこちらまで嬉しくなりました。
また、匂いとか温度とか五感に響いてくる文章で天馬のダメさとかかっこよさとか夏ちゃんと同じくハマってしまいました。
ベターハーフの言葉通り、素敵な二人のお話をありがとうございます。