★★★★★
主役にはなれないけど
バスケ部のマネージャーをやることになった、コンプレックスだらけの女の子ちーちゃん。
それから、バスケ部の縁の下の力持ち、泰ちゃん。

個性的なバスケ部メンバーやちーちゃんの親友に比べたら、二人は目立たないタイプかもしれない。本来なら物語の脇役である存在の二人が、この作品では主役。
恋愛もなかなか進展することもなく、どこまでも不器用な二人。

けれど展開に退屈することもなく、じれじれするような恋に夢中になり、脇役であるはずの二人、また周囲の人がとても魅力的に描かれていました。

主役にはなれなくても、脇役にも役割がある。コンプレックスだらけでも、自分が思うよりも本当は魅力的かもしれない。

誰もが一つくらいはあるだろうコンプレックスを、ドロドロし過ぎずに、さわやかに描いたとても共感できる作品。
春音優月
14/11/15 16:19

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