あのタイミングでパンプスが壊れたのは
不運じゃなくて、運命
そう思えたのは
彼と出会って随分経ってから


「いいから黙って抱かれていろよ」
言葉だけ聞いたら
勘違いしそうなセリフを口にするのは
靴工房・シエナを営む靴職人の彼


「そんな風に可愛く見つめられたら...我慢できないよ」
オフィスには似合わない
甘いセリフを口にするのは
野口不動産株式会社開発事業部で働く彼


私の足にピタリとはまるパンプスは
ガラスの靴じゃないけれど
私の瞳にはガラスの靴以上に
光り輝いて見えた

「彼は靴職人」

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2014/06/03

2014/07/18

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第2回ベリーズ文庫大賞
新人賞をいただきました。
ありがとうございます。

好評発売中

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再開発プロジェクトのため、商店街を訪れた若葉。パンプスが壊れ、歩けない若葉を「黙って俺に抱かれろ」と助けてくれた靴職人の響。ぶっきらぼうだけど優しい彼に、若葉は心惹かれていく。しかし彼は商店街の再開発に反対しているひとり。敵対関係にある彼への想いを抑えようとする若葉だが…。パンプスが引き寄せたふたりの運命はどうなる!?
この作品のキーワード
ガラスの靴  職人  オフィスラブ  運命  シンデレラ  靴職人