ガラスの靴じゃないけれどのレビュー一覧
5.0
すごく惹きこまれる文章でした。
はじめの出会いから、最後まで息つく暇もないほどに惹きこまれたストーリー展開。特に、表紙から感じ取っていたストーリーといざ、読み始めてからの感じ方は少し違いました。
頭の中で、こういう感じかな…と思っていたのに、途中からはどんどんと変わっていって……
それは、もちろんいい意味でですけど。
読みながら感心せずにはいられませんでした。ご都合主義の展開ではなく、仕事を通して、出会いを通して、また人と人のつながりを通して、ゆっくりと紡がれるストーリー。
至る所に、よく考えてあると思わされる数々。
すごく素敵で、絶対に読んでくださいと言える作品です。これぞ、大人のラブストーリーという感じです。
一足のパンプスが繋ぐ運命のふたり。
商店街の再開発事業に携わるヒロインと、その商店街で再開発に反対しながら一心に靴を作り続けるヒーローの関係は、まるでロミオとジュリエット。
壊れてしまったメイドインイタリーのパンプスは、元通り綺麗な姿に修復されるのか?ふたりの関係はどうなるの?
商店街の人達がとても生き生きと描かれていて、純粋で頑張り屋さんのヒロインと、無骨だけれど魅力的なヒーローの恋を盛り上げてくれました。
日本からシエナへ…、
壊れたパンプスはふたりの運命の恋をロマンチックにクライマックスへと導いてくれます。
ぜひ読んでみてください。
靴――それは女性にとって、ただのファッションアイテムのひとつではない。
ときに仕事の相棒として。
ときにデートを彩るエッセンスとして。
そして、誰もが憧れるおとぎ話のように、運命の相手を教えてくれる魔法のアイテムにだってなってくれる。
廃れた商店街の存亡をかけ、開発を進める立場のヒロイン若葉と、靴工房シエナの職人響はいわば敵同士。
しかしそんな二人を、一足のパンプスがつなぎとめる。
それはガラスの靴じゃないけれど――恋に落ちた二人にとっては、キラキラ輝く特別な靴。
映画のように運命的なストーリーと、それを引き立てる色とりどりの靴の描写に心を掴まれること間違いなし。
大人女子にはたまらない作品を、是非ご堪能ください。
靴工房を営む響と、後に運命だと確信する出逢いを果たした若葉。
しかし若葉の職場は、再開発のため響の工房を取り壊そうとしていた。
仕事上では敵同様の立場だけれど、運命は確実に二人を結ぼうとしていて──。
ハラハラする展開の中にも胸にぐっとくる場面があり、とても魅了されました。
靴職人である響が作るのは、自分に馴染む、世界に一足だけの靴。
それはガラスの靴ではないけれど、履く人をシンデレラにしてくれる。
そんな、ロマンチックな大人のラブストーリー。
運命的な恋に憧れる女子必見の作品です!