危険な香りがするアイツは、私が勤める研究所の上司。
関われば、結構な確率で厄介なことに巻き込まれる。
それが分かっているのに、その甘い誘惑に身悶えしてしまう。
*****
超絶あぶない俺様男
VS
男性経験ゼロの意地っ張り女
*****
「男慣れしてるって豪語していた割には、キス、ど下手だな」
「し、失礼な……それはきっと、並木主任のリードが下手っぴだったからですよ」
「なっ、俺が悪いって言うのか?」
「キスの仕方、もっと勉強した方がいいんじゃないですか?」
なんて、憎まれ口を叩いたけど、本当は、溶けてしまいそうな極上のファーストキスだった――
この先、明日も明後日も、ずーっと蜜色の攻防戦が繰り広げられる。
そう思っていたのに……
✤✤✤
Start 2018 11 28
End 2019 9 3
✤✤✤
素敵れびゅー感謝です!
✱ 櫻葉きぃさん