「俺と仕事とどっちが大事なんだよ!?」

「……し、仕事、かな?」

そう答えた私を見る恋人の目は、
落胆を通り越して呆れていた。

決して彼が価値のない人間と
いうわけではない。

ただ私にとって、
愛より仕事の方が
はるかに大事なだけなのだ。

織田つぐみ、二十六歳。
職業、社長秘書。

死ぬまで……ううん、
生まれ変わっても
思いっきり仕事がしたい女です。



公開2019.1.21

Ich widme diese Arbeit.
Zu Klemens von Metternich.

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地味な社長秘書・つぐみは、同僚にハメられ会社をクビになる。泥酔して川に落ちると、そこはまさかの異世界。運よくイケメン腹黒宰相に拾われたつぐみは、男装することを条件に彼の見習い秘書に!かつてのキャリアとたまたま持っていた電子辞書を駆使し、気づけば出世街道まっしぐら…だったはずなのに、ある日女とバレてしまい…!?
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異世界  オーストリア  19世紀  宰相  秘書官  王宮  男装  偽装結婚  鷲の子