それはある1本の電話から始まった。

「私と結婚して下さい」

 と見知らぬ番号からの電話で言われた宗田忍(そうだ しのぶ)27歳。

 宗田ホールディングの副社長で、ちょっとシレっとしたイケメン。

 驚いた忍だが

「いいですよ、喜んで」

 と、あっさり承諾してしまった。

「お名前を教えて下さい」

 と忍が尋ねると。

「里田樹利亜(さとだ・じゅりあ)です」
 
 と答えた女性。

 名前を聞くと胸が熱くなり、忍は会う日取りまで決めてしまった。 



 そして。

 さっそく会ってみると…

 電話の女性、樹利亜は驚くほどのブサイクな女性だった。


 二重顎で浮腫んだ顔に腫れぼったい目をして、鼻はだんご鼻で唇もタラコ状態。

 唯一体系だけはほっそりしていた。

 背が高く男性並みに見える女性。



 樹利亜を見て忍は。

「お会いするのを楽しみにしていました」

 と言って、記入してきた婚姻届けまで見せた。



 樹利亜はあまりにもイケメンな忍に逃げようとしていたが、トントン拍子に入籍まで進んでしまい、引け目を感じていつも殻に閉じこもっていた。



 樹利亜は結婚後も仕事を続けているが、毎日朝早く夜が遅い。

 お金が必要と言っている樹利亜には、なんだか何か秘密があるようだ。




 イケメン副社長の忍とブサイク女の樹利亜が出会って、逆転するラブストーリーがはじまった。

あらすじ

 ツンデレイケメンの宗田忍は、見知らぬ番号からの電話で求婚されその声だけで結婚を承諾した。
 電話の相手は里田樹利亜と言う35歳の派遣社員、声とは全く違うとてもブサイクな女性だった。

 イケメン忍に躊躇して逃げようとした樹利亜に婚姻届けを見せて結婚を決めてしまった忍。

 
 1本の電話から始まった結婚はどうなるのか?

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溺愛  副社長  ツンデレ