君を一人にしないために帰ってきた。
家族と思える人はいなくなってしまった―――一人になった私にそうあなたは言ってくれた。

世話をしていた祖父が亡くなり、その遺言により井垣家の財産すべてを相続することになった。
私には誰も味方がいなくなってしまった。
けれど、祖父が決めた婚約者がいた。
それは井垣財閥とは犬猿の仲である白河財閥の三男、白河壱都。

異母妹は『王子』と呼んで、憧れていたが、まさか彼が婚約しているとも知らず―――

井垣朱加里(いがきあかり)
井垣の娘として認めてくれず、使用人扱いされている。

白河壱都(しらかわいちと)
白河財閥三男
外見は王子様。けれど中身は腹黒。
朱加里を守るよう頼まれる。

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