「またしぃちゃんと呼んだらキスするからな」

「しぃちゃん」と呼んでいた
泣き虫のかわいい幼馴染、仁藤篠。

だけど久々に再会した彼は、
かわいい男の子ではなく……


――色気を漂わせた年上の男だった。


「今日は実結のために飛んだから」

航空自衛官の中でも精鋭揃いのパイロット。
誰もが彼に注目していても、
彼が見ているのは愛する妻ただひとり。

「自衛官でいる理由がまたひとつ増えた。
 守らなければならないものが増えたからな」

幼い頃から温め続けた一途な愛。
成就したら、あとはもう幸せに溶かされるだけ。

あらすじ

百枝実結は兄の結真に言われてとある男性と会うことになった。最初は正体を明かさずにいた彼の本当の名前は、仁藤篠。泣き虫の幼馴染で、実結にとってはかわいい弟分だった――はずなのだが。大人になった篠は実結をたくましい腕でやすやすと捕らえ、甘いキスを与えながら優しく囁いた。「今夜、俺と過ごしてくれるか?」遠い思い出に変わりつつあった幼い日の恋心。甘い熱に焦がされて、彼の腕からは逃げられなくなる――。

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