「いつ、やったんですか……」


「彩芭が、入浴中に。今の防犯グッズは、工具なくても簡単に取り付けられるからね、楽だったよ」


また、肩を落とす


風呂場で初めて安堵感を味わったからって……一時間以上も、入っているんじゃなかった


彼に会いたくない、距離を起きたいという、疲れからくる健気な思いが


最悪な結果を生み出した


「もうこれで、誰も侵入出来ないよ。何たって、外からの侵入経路――俺が『知る限り』の経路は、遮断したから」


「…………」


そうだ、この人、空き巣犯でもあった


犯人による防犯


セキュリティー対策はばっちりなんだろう


何せ、犯人による、犯人の為に作られた防犯なんだから


同種を倒すなら、同種を


もっとも、この部屋に侵入する人なんて、今までいなかったけど



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ヤンデレ  恋愛  監禁  狂愛  恋人依存症  ある種、純愛 

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