「あれ、彩芭ちゃんは食べないの?」


クリームサンドにぱくつく直前、彼女は当然の疑問を投げかけた


しかしてすぐに、『しまった』なんて言う表情になってしまう


「ご、ごめん。確か、言ってたよね。『食べれない』って……。なのに」


縮こまる彼女
本当に申し訳なさそうなその感じに、気にしないでといった


「平気だよ。時間がたてば、また治るだろうしね。――軽いダイエットだよ、これは」


食べたら吐くというそれを、ふざけた口振りで言ってみた


でないと、優しい彼女はいつまでも気にしてしまうから


「体、壊さないでね……。無理でも、食べるんだよ」


「はいはい。私にはこれがあるから、大丈夫」


ひらひらと、手にした栄養ドリンクを見せびらかした


彼女と接していると、知らずにお姉さん気分になる


実際に一つ下だからこそもあるけど、先輩後輩の仲ではない


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ヤンデレ  恋愛  監禁  狂愛  恋人依存症  ある種、純愛 

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