―――時は大正。



夜桜を見つめる一人の少年に、


少年を見つめる一人の少女が恋をした。




偶然だと思い込んでいた出逢い。


しかしそれは、必然的な運命だった。




「知りたい? 俺達の物語を。……俺の、正体を」





幾万回も繰り返された、ひどく悲しい、その物語を。





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